なんでもないブログ。

ただのブログです。

沈まぬ太陽に恋をした。

お題「わたしのアイドル」

 

 

アイドルってとても魅力的ですよね。

英語のIdolが語源らしいですね。

一種の偶像崇拝だとすら思っています。

思ってますし、実際そうでしょうね。

アイドルとたった30秒話すために何枚もCDを

買ったり。

ライブのチケット欲しさに何名義も登録したり。

Wikiとかでみると、人気のある若いアイドルって出てくるし、実際アイドル生命ってとっても短い。

泡沫の夢みたいな存在ですよね。

そんな存在に、そんな存在だからこそ

人々はお金と時間を全力投球して応援するのかもしれません。

 

 

かくいう私の人生も半分くらい「アイドル」で

構成されております。

 

学生時代、私はアニメとか漫画とか2次元も

大好きだったし、3次元(当時は2.5次元でしたけど)のアイドルも大好きな、そんな二足のわらじを履いたヲタクでした。

比較的当時にしては珍しいというか、大抵アイドル好きな人とかってアニメ・漫画ヲタクを嫌う傾向にあったので(逆も然り)クラス内のグループも好きな物とかで分かれていた記憶があります。

というか、未だに言われたりします。

どっちも好きなら好きでいいじゃんって、

常々言ってましたけどね。

アイドルを好きなのは良くて、アニメが好きなのはダメな理由を教えてくれと何度思ったことか…。

この令和時代は、オタクにとって生きやすい時代なのでありがたいです。

 

 

さて、そんな私にも10年くらい応援していた

アイドルが1人だけ存在します。

多分、私の好きなアイドルのルーツは全部そこに繋がっている。

 

ご存じな方もいらっしゃるかもしれませんが、

今はTRIGGERの八乙女楽が好きです。

元祖抱かれたい男No.1と言えば八乙女楽だし、

事務所から独立してフリーになってからも

TRIGGER3人でミュージカルの主演が決まったりと、活躍がめざましいですね。

チケットは正直いって、戦争になると思う。

(アイドリッシュセブンのことを現実と思ってお話するの楽しい)

 

それはさておき、私が大好きだったアイドルと八乙女楽は全く異なります。

次元がそもそも違うじゃあないかというツッコミは置いといて、何が異なるって、

見た目とか、雰囲気とか。グループの路線とか、あるじゃないですか。

1番近いのはどちらかといえばアイドリッシュセブンの和泉三月くん。

 

私が好きになったアイドルは、

とにかく当時、人気がなくて。

クラスの子に散々いじられましたね。

「なんで好きなの?」

「かっこよくないじゃん」

「ブタじゃん」

「人気ないじゃん」

「同じグループなら〇〇でしょ」

 

全部実際に何回も言われた言葉です。

彼女達はもうきっと何も覚えてないと思いますが、人の好きな人を頭から否定されるのって

結構辛いものです。

同時に、彼の魅力を上手く伝えられない自分にも腹が立っていました。

今思うと、お前何様だよって思いますが。

彼の人気がないのもあって、当時は同担拒否(端的に言えば同じ人を好きな人が無理という意味)が逆に分からなかったです。

 

だって、こんなにも魅力的な彼のことを応援してくれている人が他にもいるという事実は、私にとってはとても嬉しいことだったから。

それこそ、当時ブログで(Twitterなんぞなかったので)同担と繋がった時は喜びが大きかったですね。

 

好きだった例の彼は、

ダンスも上手いし、歌なんて最高に上手いし、

クロバットだってこなせる。

 

でも、なにより太陽みたいな笑顔でいつも

にこにこしているんですよ。

ライブ中、演出以外ではずっと笑顔で

ファンに手を振ってくれる人です。

「2階席も見えてるよ!!!!!!」

って真っ先にジャンプしてファンに手を振る。

いつもいつも、感謝を忘れない素敵な人。

 

その一方で、自分の中に理想の「アイドル像」がちゃんとあって、その信念は絶対に曲げない。

夢を魅せるプロとしての責任感がとても強い。

だから彼の色恋スキャンダル、知っている限りでは1度も出たことありません。

彼の生き様、すごく好きです。

 

ここまで書いた所で、八乙女楽と共通してるなって思いました。

八乙女楽も、彼の中で理想とする「八乙女楽」が居て、自分の信念は曲げないタイプなんですよね。はは、なんか、分かりやすいなぁ自分。

 

10年前の私は、ファンを大切にする彼の「生き様」を好きになって、10年後の今は、ファンを大切にする八乙女楽の「生き様」を好きになっている事実。

 

彼の笑顔を見るだけで救われた日もあったし、

何かと大事な日は彼の歌声に何度も背中を押してもらった。

ライブのDVDは擦り切れるほど見たし、

今でもたまに見返します。

アイドルってすごいなって改めて思います。

人1人の人生の、明日を生きる活力に、いとも簡単になってしまう。

だからこそ、私はアイドルを好きにならずにはいられないんでしょうね。

 

もう熱狂的なファンではなくなってしまったけれど、テレビに出ているのをみかけるとつい追ってしまいますね。

彼の人気は間違いなく現在グループ内1位ですし、ここ数年、他のメンバーの不祥事が全員表沙汰になったことも少しはあるんだろうけど。

 

 

10年前、私に向かって彼の悪口を言ってきた彼女たちの何人かが、

「歌うまいよね」

「笑顔がかわいい」

ってどこかで言っていたのを見かけました。

 

結局世間て、そんなもんなんですよね。

 

叶うことなら10年前の私に言ってあげたいです。周りから好きな人を否定されて誰にも言えず悲しんでいた、あの頃の自分に。

そんなことないよって。

自信持って応援していいよって。

 

ずっとずっと、彼には笑顔でいて欲しい。

「アイドル」でいてほしい。

そう願ってしまいます。

本当は、「偶像」なんかじゃなく、

彼も生身の人間なんだけれど。

アイドルに永遠はないことなんて、身を持って知っているけれど。

 

それでも、どうか。

 

歌って踊って、私たちに夢をみせて。

キラキラといつまでも輝く魔法をかけて。

 

 

私にとってのアイドルって、結局のところこんな存在です。

 

 

 

 

ちなみに、そんなスーパーアイドルの名前は、増田貴久といいます。

よかったら名前だけでも覚えて帰ってね。

 

                                                      中村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめまして、と言った君は。

 

こんにちは。

 

前回、なんだか衝動に駆られて

思わずここを開設してしまいました。

まぁ正直、書き殴れればなんでもよかったんですけど。

 

ウン年振りにブログのようなものを

書いてみたのですが、

(内容は別として)やっぱり楽しいものですね。

 

過去の黒歴史を踏まえてブログなんぞ二度と

やらん!と、心のどこかで思っていたのですが。

ちょっと続けてみようかなぁと思います。

世の中こんな感じなので仕事も2ヶ月くらい多分在宅だろうし。

 

はてなブログの使い勝手もよう分かっておりませんが、とりあえずご挨拶です。

アクセス解析とかいう単語が懐かしすぎて

死ぬかと思いました。

 

気ままに、やりたいと思います。

 

                                                   中村

 

 

 

 

 

あれから、

1年経ちました。


wowaka さんの訃報を聞いて、

最初はデマかと。おいおい、

エイプリールフールはとっくに

終わってんだぞ、と。


でも、調べたらデマではなかった。

仕事中だったもので自席にいたんですけど、勝手に涙が溢れてきて、

慌ててトイレに駆け込みました。

トイレで号泣してしまった。


別に私はヒトリエのファンではないし、

wowaka さんを熱狂的に追っていたわけでも

ない。

にわかと言われて仕舞えばその程度

なんですよね。


でも、あの時代はめちゃめちゃ聞いていたのも確かで。


裏表ラバーズで衝撃を受けなかった人は

いないんじゃないかと思う。

まぁ、再三みんな言っているので、

ここは割愛。



wowaka さんが亡くなってから1ヶ月間、

全然実感が湧かなくて。

追悼ライブとか、色々あったけど、

どこか現実味がなくて。

そんな状態のまま、ニコニコ系が集う

CGSに初めて参加しました。

これがもうすっごく楽しくって、

なんせ青春時代をボカロと共に歩んできた

私には堪らなくささる錚々たるメンバーが

集結したんですもの。

加えて、鬱Pがオープニングって!


オープニングで懐かしい曲をメドレーで

流してくれて会場の熱がだんだん上がった

最後に、鬱Pが、


「次の曲は、このフェスで1番新しい曲です。」


とだけ言って、流し始めたのが、

アンノウン・マザーグースでした。



雲ひとつない青空に、

アンノウン・マザーグースが響き渡った

時のあの感情を、私はきっと忘れられないんじゃないかな。


気付いたら涙が溢れて、必死に空を

見上げていました。

必死に上を向いていたけれど、

アンノウン・マザーグースを、一音も

聞き逃すことなんてないように、

全力で聞いていました。


多分この時、やっと彼の死を実感した。



ボカロが大好きな私にとって、

彼の曲は自分が思っているより

細胞に刻まれていたことを、

ようやっと認識しました。



これはきっと気付かず終わった初恋の

ようなものです。

と言いつつ、そんな大袈裟なものでも

ないと思います。

だからここに、書き綴っておきます。



あぁ、どうかいつかまた、新曲を聴かせて

ください。

私は貴方の曲に救われていた数多といる

うちの1人だけれど。

それでも感謝せずにはいられない。


素敵な曲をありがとうございました。




                                                      中村